シアワセの容相

あしたはこっちだ

ミシェル・オバマを大統領に? - それは、ない、けれど。

ミシェル・オバマ大統領夫人の演説を受けて、「よっ、大統領!」ではないが、彼女を大統領に、という声がまたも上がってきているらしい。ヒラリーができるならミシェルだって、ということなのだろうか。 www.good.is もちろんこれは、外野の声。にしても、Tw…

ボブ・ディランのノーベル賞に言葉がない。

ボブ・ディランがノーベル文学賞! なんとも驚きだ。そして、嬉しい。ノーベル賞、さすが、やることがダイナマイト級。 アメリカの文壇では、喜ぶ人がいると同時に、「なんで作家じゃないんだ!」「フィクションは去年も対象じゃなかった。それはないよ」み…

因数分解とか、教える意味はあるの? - 教育についてウダウダ書く前に

なんで勉強するの? 中学生ぐらいの子どもたちに、「勉強、好きですか?」って聞いたら、10人のうち8人から9人は「嫌いです」もしくは「好きじゃない」と否定的な答えをよこす。正常だと思う。私も嫌いだった。いまでも嫌いだ。 もちろん、10人のうちに1人か…

大統領候補の差し替えはあり得るのか - 技術的に、ほぼ不可能

アメリカ大統領選、トランプのあまりの傍若無人ぶりに共和党が候補者の差し替えをするのではないか、みたいな話が以前からある。この期に及んでそんなことができるのだろうか? いまだにそういう可能性に触れている記事があったので、気になった。 www.newsw…

「意訳」という言葉への違和感について - あるいはAI翻訳への期待

英語は、私の重要なメシのタネのひとつだ。英語で初めてお金をもらったのはもう30年も前の話。その後、断続的に、15年ほど前からは継続的に、私の生活をささえてくれている。高校時代に英語で危うく落第しかけたことを思えば奇跡のような話だし、海外生活な…

いつの間にか消えていたePubs.jp - 無料のWebサービスにありがち、とはいえ

このブログを書いていて、「そういえばむかし書いたものをePub形式でアップしてたよなあ」と思い返して探してみたら、サイトが消えていた。そのサイトというのは、ePub投稿サイト。電子書籍が普及する黎明期に立ち上げてくれたサイトで、私はけっこういろい…

トランプとヒラリーがどっちも嫌われる理由

私のような傍観者が分析することでもないのだが、今日の2回めの大統領候補ディベートを聞いていて、なんとなく理由がわかったような気がした。 タウンミーティング形式の今回のディベート、一般市民から選ばれた人々が質問する。そのなかで、非常に良い質問…

トランプは死なない - それがアメリカの民主主義

聞き飽きるぐらい聞いてきた「トランプ失言」が、またも明らかになった。そして、「今度こそあいつは終わった」みたいな言い方も聞き飽きるほど聞いた。だが、トランプは終わらなかった。ということは、今度も終わらない。 toyokeizai.net なぜなのかといえ…

署名で謝罪を要求するのはちがうと思う

例の問題で例の人に謝罪を求めるという動きがあるそうだ。 www.change.org いや、これはちがうだろう。 まず、本人は既に謝罪したつもりになっている。その上に謝罪を求めても、せいぜい「○○さんに言われたとおりに謝罪しました」的なものしか得られないはず…

男の子は働かない。 - ユニセフの報告書、だそうだ

BBCのニュースを見ていると、ユニセフの報告書によれば少女が少年に比べて40%も多く無賃金労働をさせられている、とのこと。世界的に。この場合の少女の定義は10歳から14歳らしい。無賃金でというのは、つまりは家事労働。料理や掃除といった日本でも想像し…

スケールが変わると意味が変わる ─ 一千億円の損失を出せるもんなら出してみたい

ドナルド・トランプが18年間にわたって税金を払っていない可能性が報じられたとき、最初に思ったのは、「あ、私とおんなじだ」だった。 mazmot.hatenablog.com ドナルド・トランプとたぶん同じ理由で私も自分の確定申告書のコピーは公表したくないのだが、こ…

ドナルド・トランプの税金逃れは合法なんだって!

共和党のトランプ大統領候補が2012年度までの18年間所得税を払っていないのではないかという報道があった。すわ、脱税か? www3.nhk.or.jp よく読んでみると、繰越損を計算すると18年間分の所得税がチャラになるぐらいの大損失を1995年度にやっているという…

正確な定義の重要性 ─ 不毛な論議を避けるために

「教師の仕事」はいったい何? 「中学校教師の「保健室に通うやっかいな子」という相談に対しての回答が素晴らしいと話題に」という記事に対して多くのブコメがついているので気になってみてみたら、ずいぶんと否定的な反応が多いのにびっくりした。それを読…

自然環境保全の思想は、地球外に適用されないのか

環境問題に対する考え方は、人によって極度にちがう。自然環境の保全という一点だけとっても、人間の干渉を極度に排除する純潔主義から、人為と自然の相互作用に着目する相対的な視点、さらには人類にとって有用かどうかで保護されるべき自然の価値を評価し…

マッチの灯は消えるのか? ─ この秋は、神戸らんぷミュージアムへ行こう

日本国内のマッチ産業が風前の灯という記事があった。 www.kobe-np.co.jp 国内製造4社のうちの大手1社が撤退ということ。たまたまウチの引き出しを見たら、2種類のマッチがあった。いずれも兼松日産農林株式会社製。この会社が淡路島にある工場を閉鎖するら…

トランプ経済は破綻する。けれど ─ ポピュリストがポピュリストである所以

(追記:アップデート記事もどうぞ) トランプ経済は破綻する - もういっぺんだけ言っておこう - シアワセの容相 (本文ここから) 政治シロウトの予想として gendai.ismedia.jp ドナルド・トランプの経済政策を評価する人々がいる。予言しておこう。彼の経…

下馬評通りのアメリカ大統領選テレビ討論

テレビ討論、YouTubeでのオンライン中継が終了した。 トランプは基本的に「オレは凄い、オレはエライ、オレに任せれば全てうまくいく」しか言わなかったし、クリントンはそれに反論していただけ。政策について話しはじめても、「オレならもっとうまくやる」…

カナリアは死ななくていい ─ もしくは、よりよい未来をつくるために

大義のためにはLED 「LEDって、みんな平気なの?」 突然そう尋ねられたのは、車がトンネルの中を走っているときだった。 「LEDの光って、刺激が強すぎない? 気持ちが攻撃的になってしまう」 確かにLEDの光は人工的だ。けれど、私はそこまでは思わない。光の…

日記 ─ または、糖尿病患者との7分間

週末に遠出をするので、昨日、車屋にオイル交換と点検をお願いに行った。近所のブックオフで時間を潰し、約束の時間を気にしながらガレージの前まで来たときに、声をかけられた──ような気がした。 ずいぶんとゆっくり歩いている人がいるなあとは思っていた。…

反対側を掻く ─ これはかなりおもしろい

うちの母親も、ボケてきたかな? 高齢の私の母親は、なかなか奇妙な人だ。新しいモノにはすぐに飛びつくし、それを何の衒いもなくやってのける。いまではどこの家庭でもめずらしくない電子レンジや食洗機にも、だれよりも早く飛びついた。いわゆるアーリーア…

股のぞき効果と思い込み効果

今年も、日本人の受賞者が生まれた。このイグ・ノーベル賞、毎年のように素晴らしい研究が脚光を浴びる。 www.asahi.com 毎日新聞の記事から判断すれば、 http://mainichi.jp/articles/20160923/k00/00e/040/177000c 元になった論文は、これかな? Perceived…

貧困に対処すること ─ あるいは、とりあえずMNPしようよという話?

あなたの貧困は私の貧困ではないという奇妙な話 貧困は、解決しなければならない問題だろうか。そりゃあ当然だろうと、多くの人がいうはず。けれど、そのときのイメージは、実は人によって大きくちがう。イメージがちがうから、話がかみ合わない。本日はそう…

AIの方がマシ? ─ ミスはたいてい人間の側で起こる

「高齢運転者」をterrible driverと誤訳したというニュースが話題になっていた。 www.asahi.com もうこれはギャグというレベルでしかないのだが、あえて真面目にどうやったらこんな誤訳が生まれるのかを考えてみた。それはもう、人間のミスとしか言いようが…

Job Descriptionのない世界にて ─ または、指導要領ぐらい読んどけよという話

国語科は、語学教育です! 現役の国語教員によると、「国語」という科目は語学教育ではないのだそうだ。 anond.hatelabo.jp この書き込みは、こちらへの返信ということ。 anond.hatelabo.jp こちらの方は、特に国語教員というわけでもなさそうなので、 内田…

Mさんへの報告 ─ または「人生にムダなどない」ということについて

若気の至りに痛い苦言 Mさんは、私のクラブの先輩であると同時に顧問教官という立場でもあった。だから、私が大学をやめるにあたって、心配、というよりももっと高い立場からの意見を出してくれた。もちろん若造の私は耳を傾けようとさえしなかった。が、け…

獣道の楽しみとアホらしさ ─ または大学中退者の末路について

秋の「キャニオニング」は楽しいだろうな 先日、妻が息子を「キャニオニング」に連れて行きたいと言ってきた。場所を聞いてみると、むかし、山岳部の連中と一緒に行った美しい沢である。「沢登りに行くのか」と思ったら、どうもそうでもない。所要時間から考…

そんじゃ、「正義」の話でもするか ─ または、言葉は難しいという話

「普遍的な正義」はあるのか? サンデル教授の本は読んでいない。「正義」とかあんまり興味はないので。けれど、言葉には興味、というより、商売上、やむにやまれぬ関心がある。そういう意味で、こんなブログ記事を読んで、「そういえば、そんな言葉もあった…

日本語は難しい

形容動詞は嫌い 数日前、こういう記事を書いた。 mazmot.hatenablog.com そのなかで、かつて社会学の領域でpovertyの訳語として使われていた「貧乏」が「貧困」に置き換わった理由を言葉の劣化によるものではないかと推測した。「貧乏」が古くから日常的に使…

火傷を炙るのは、そこまで非科学的なのか?

火傷は冷やすべき! だけれど… ヤケドの応急処置は、流水で冷やすこと。水道水程度の温度の流水で20分間程度冷やしてから、程度がひどいようなら医者に行き、痛みが引いていたらあとは放置でいい。私自身はそうするし(ただし20分もやってられないので5分ぐ…

貧困か、貧乏か?

人の噂もなんとやら 下火にはなったが、いっとき、「NHKの貧困報道問題」みたいなのがあっちこっちで賑やかだった。ほぼ終息したようなので、あえて元ネタみたいなのをさがすよりも自分自身の感覚としてざっとまとめると、 NHKが、貧困に関するローカルなフ…

人間がおもしろい

「しばらくは書き続けるつもりだ」と書いてからほぼひと月、なにも書かなかった。このぐらいに私はいい加減だ。だが、書かねばならない、書きたいという気持ちは失せない。それは、私の関心がやめることを許さないからだ。では、私の関心とはなにか? 私が過…

ごった混ぜ その2

ブログの書き始めなんで肩慣らし的に「このブログについて」的なエントリを書いている。どうせ、最初の方の記事はあんまり読まれないだろうと思う。もしもこの先に行って「最初の方に何書いてあったんだろうな?」って思うひとが出るような記事が書けたら、…

ごった混ぜ

永遠に続くものはない。その事実を直視すれば、物事はどう始めるかと同じぐらい、どう終わるかが重要だとわかるだろう。たとえば会社。現代的な企業は、終わり方を規定していない。原初期の会社はそうではなかった。定款に目的が具体化されていて、その具体…