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シアワセの容相

あしたはこっちだ

社会とか、文化とか

なぜ有機農産物を選ぶべきなのか、あるいは選ぶべきではないのか?

野菜に罪はない 私はいわゆる「有機農業」をやっている人、そういうのを志した人、その周辺の人々を数多く知っている。なかにはずいぶんと親しい友人もいる。恩人といっていい人だっている。そういうコミュニティに属していたことがあると、こんな記事を読ん…

「大丈夫です」は、大丈夫なの?

ミルクを入れるべきか否か? 紅茶が2つ運ばれてくる。ミルクを入れたポットがひとつ。私はポットをとり、「ミルクは?」と聞く。向かいに座った若い人は、「大丈夫です」と答える。私はちょっと考えてから、自分のカップにだけミルクを入れる。 たぶん、若い…

蔵書は散逸してこそ - 古本はたいせつにしよう

桑原武夫蔵書破棄のニュースを聞いたときには、なんとも残念な気持ちになった。けれど同時に、「ああ、そうだよなあ」とも思った。 mainichi.jp 敬意を込めて「桑原武夫」と敬称抜きで書くのだけれど、恥ずかしながらたぶん私は桑原武夫の著述を読んでいない…

米はどこへ行った - 若い頃の疑問にここらで決着をつけておこう

学生の頃だったかあるいはその少し後だったかは忘れたけど、とにかく若い頃、「米はどこへ行った」という大きな疑問が私の中に生まれたた。現代の話ではない。江戸時代のことだ。 私が子どもの頃、教科書には「江戸時代には士農工商の身分制度があり、農民が…

なぜ坊主は妻帯しないのか - ある試論

人類がアフリカの片隅から世界中に居住範囲を広げていった速度は、大型哺乳類としては相当に速い。その後も、急速に生活様式や食性を変化させ、環境に適応していった。そうやってニッチごとに環境に適応していったのに、種としての同一性は保たれている。 こ…

マストドンは絶滅しても

しょせんは亜流? マストドン、最近何かと話題になっているツイッター・ライクなソーシャルコミュニケーションツールのことだけれど、これは流行る。いや、流行らない。どっちなんだ? まず、現状のままのマストドンが流行るとは思えない。理由はいくらでも…

奇妙な三輪車 - Like-t3に乗ってみた

私は、長いこと自動車の免許をもっていなかった。もともと都市部に住んでいたからその必要を感じなかったからであり、自動車学校に払う数十万円とそこに通う時間をもっとほかに使いたかったからでもある。地方都市に移住を決めたときにはちょっと不便を感じ…

いかにして子どもをゲームから遠ざけるか

自分自身を振り返って、親が子どもに何かを禁じるのは、そのこと自体が問題だと思う。親の言うことなんて、たいていは聞かなくてけっこう。かつて子どもだった自分自身の経験からはそう言い切っていいと思う。 とはいいながら、今度は親になってみると、子ど…

笑うのはたいへんだし、泣くのはもっとたいへんだ - 現代落語に寄せて

なんで「マックで女子高生が」が私にウケなかったのか? 中学2年生の息子、落語が趣味で、小学生の頃からあちこちでシロウトの一席を披露してきている。福祉施設の慰問とか、ローカルなイベントとかで。ただ、声変わりで思うようなパフォーマンスができない…

禁書がある国にロクなことはない

「バナナはおやつに入りますか?」 この文明化された日本という国に、禁書が存在する。驚いた、と言いたいところだが、驚くことでもないかもしれない。 togetter.com 学校というところは、実に奇妙なことをやってくれる。以前から、そういう話はあった。 det…

AIによる投資は未来をつくるのか? - あるいは、資本主義の言い訳を聞きたい

AIで株って? 株式投資の現場に実際に人工知能が導入されているらしいという報道をしばらく前に聞いて、いろいろ考えていた。これは機関投資家がやっていることだと思っていたのだが、一般投資家にもその利用が広がるようだ。 www.nikkei.com そしてさらに、…

ボブ・ディランのノーベル賞に言葉がない。

ボブ・ディランがノーベル文学賞! なんとも驚きだ。そして、嬉しい。ノーベル賞、さすが、やることがダイナマイト級。 アメリカの文壇では、喜ぶ人がいると同時に、「なんで作家じゃないんだ!」「フィクションは去年も対象じゃなかった。それはないよ」み…

いつの間にか消えていたePubs.jp - 無料のWebサービスにありがち、とはいえ

このブログを書いていて、「そういえばむかし書いたものをePub形式でアップしてたよなあ」と思い返して探してみたら、サイトが消えていた。そのサイトというのは、ePub投稿サイト。電子書籍が普及する黎明期に立ち上げてくれたサイトで、私はけっこういろい…

署名で謝罪を要求するのはちがうと思う

例の問題で例の人に謝罪を求めるという動きがあるそうだ。 www.change.org いや、これはちがうだろう。 まず、本人は既に謝罪したつもりになっている。その上に謝罪を求めても、せいぜい「○○さんに言われたとおりに謝罪しました」的なものしか得られないはず…

自然環境保全の思想は、地球外に適用されないのか

環境問題に対する考え方は、人によって極度にちがう。自然環境の保全という一点だけとっても、人間の干渉を極度に排除する純潔主義から、人為と自然の相互作用に着目する相対的な視点、さらには人類にとって有用かどうかで保護されるべき自然の価値を評価し…

マッチの灯は消えるのか? ─ この秋は、神戸らんぷミュージアムへ行こう

日本国内のマッチ産業が風前の灯という記事があった。 www.kobe-np.co.jp 国内製造4社のうちの大手1社が撤退ということ。たまたまウチの引き出しを見たら、2種類のマッチがあった。いずれも兼松日産農林株式会社製。この会社が淡路島にある工場を閉鎖するら…